大槻昌幸歯科医師
大河原典果歯科医師
― 今日は、長い人生をずっと美しくて健康な歯で過ごしていくためにはどうしたらいいのか?その秘訣を歯科医師の先生おふたりに、じっくりお聞きしようと思います。よろしくお願いします。
大槻先生・大河原先生:よろしくお願いします。
― 毎日ちゃんと歯磨きをして、3か月に一度くらい歯科医でクリーニングをしていたら、歯のケアは万全だと思っていたのですが、それだけでは不十分だというお話を聞きました。どういうことなのでしょう?
大槻先生:歯のケアには、まず歯を白くするためと、もうひとつ、虫歯を予防するためというふたつの目的があるんですね。歯科医でそのふたつがちゃんと適切に行われていればいいのですが、保険の範囲とか制約がかかってくるので、なかなか十分にはできないというのが現実なんです。もう少し詳しく言うと、歯科医院としてはたくさん患者さんを診ないと経営が成り立たないですから、保険の範囲内の治療だと十分な時間を取って100% の治療はなかなかできないんです。
大河原先生:歯石と歯垢は細菌のかたまりで、歯周病の原因になってしまうので、どこの医院でも完璧に取ろうとすると思いますけど、着色の汚れとかまできれいにする時間はまずないですよね。
大槻先生:そもそも基本的に保険に予防は適用されないんです。たとえばインフルエンザの予防接種って自費でお金を払いますよね。保険は効きません。それと同じで、予防歯科は、原則として保険でカバーされてないんです。加えて美容目的っていうのも、やはり保険の適用範囲外なんですね。ですからホワイトニングも保険の対象外になってしまうんです。なので、満足なケアをするにはどうしても自費治療でということになります。定期的に歯科医でクリーニングしているから安心というわけではないというのは、そういうことなんです。
― 歯科医で保険のクリーニングを受けてケアできてるつもりになっていちゃダメなんですね。保険範囲内では、歯周病の治療はしてくれるけれど、予防的なことや歯を美しくすることには対応してくれないということなんですね。
(つづく)
次回テーマ:「教えて先生!自費のケア、まずは何から始めたらいいの?」お楽しみに!

歯科医師
大河原典果
1997年新潟大学歯学部卒業後、獨協医科大学医学部口腔外科学講座入局。2001年ホワイトエッセンスに勤務し、臨床現場での診療と並行して歯のホワイトニングや歯のクリーニングといった各施術のマニュアル・教育研修に参与。ホワイトエッセンスの次世代ホワイトニング材研究開発担当者として、フリーラジカル研究者や共同研究先の各大学の先生方の協力を得てオフィスホワイトニング材(ホワイトエッセンスホワイトニング プロ)の開発および認可取得に携わる。
著書:リピート化するホワイトニング・クリーニング

歯科医師
大槻昌幸
1988年東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了後、東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第一講座入局。東京医科歯科大学大学院准教授、松本歯科大学客員教授を歴任する一方、一般社団法人日本審美歯科学会理事長、一般社団法人日本レーザー歯学会常務理事、一般社団法人日本接着歯学会代議員なども務める。現在はホワイトエッセンス特別監修医師として、世界に通用する漂白効果の実現、及びさらなる漂白効果を得るための製品研究に携わる。
著書:患者さんが安心・納得する医療ホワイトニング説明BOOK こう聞かれたら、こう答える
ホワイトニング NEW GENERATION 他