大槻昌幸歯科医師
大河原典果歯科医師
―これから70歳、80歳、さらにその先と、歯の美しさと健康を維持しようと思ったらどういうケアが必要になってくるのでしょうか。
大槻先生:歯のケアには歯科医師が施術するプロフェッショナルケアと家で自分でやるホームケアがあります。この両方をしっかりやらないと審美も予防もできませんが、まずはプロフェッショナルケアからですね。ホームケアだけでは、見落としもありますので。
大河原先生:まずは縁下(歯茎より下部分)だけじゃなくて、縁上(歯茎より上部分)も徹底的にきれいにすることをおすすめしたいですね。歯科医は縁下はすごく気にするんです。でも縁上もきれいにするっていう概念が意外と薄くて。どうしても、歯周病の治療という名目ですから。で、縁上は、患者さんにプラークコントロールって言って、一生懸命歯磨きをするようお願いするんですが、人間のやることですから100点の歯磨きをしてくださる患者さんはほぼいないんです。縁上も徹底的にやった方が、巡り巡って下にもいい影響があるんです。やっぱり上についている細菌や歯垢が下に下がってきて歯茎の中に入ってくるので。なので、縁上もきちんと取った方が縁下もたまりにくくて虫歯と歯周病の予防になるんです。
― まずは、歯茎より上のクリーニングを徹底することから始めるのがいいということですね。そのために何かいい方法はありますか。
大河原先生:おすすめしたいのは、ホワイトエッセンスのオーラルスパクリーニングですね。歯石を取るとどうしても歯が傷つくんですが、オーラルスパクリーニングなら超音波を使って歯を傷つけずにツルツルに磨き上げることができます。なぜ傷ついたままだといけないかっていうと、傷ついたところは細菌が溜まりやすくなって、虫歯もそうですが、特に歯周病の原因になってしまうんです。オーラルスパクリーニングはちゃんと歯石を取り除いた後に、まず研磨剤で徹底的に汚れや歯垢を落として、そのあとでさらにもう一度歯をコーティングするような研磨剤を使うので、歯の表面が滑らかになって、舌で触るとツルツル感が分かります。仕上がりにツヤも出ます。ここで使う薬剤も保険では使えないものなので、これはもう全然違いますよ。その後は歯石とか歯垢もつきにくくなるので、家で歯磨きやフロスをする時の効果も全然変わってきますから。もちろん口臭の原因になる菌などもきれいに落ちるので、お口のニオイもなくなります。
大槻先生:今は、クオリティ・オブ・ライフのというか、ちょっと余裕ある方は、見た目をよくして生活の質を向上させたいということも求めていると思うんです。美容プラス細菌までちゃんと取って、舌のケアとか、唾液線マッサージとかまで加えると、お口の健康にはとても有効です。ホワイトエッセンスでは、そういうケアも全部引っくるめて保険治療では不可能な50分以上の長い時間をかけてしっかりやります。それに加えて、染み込んだ歯の変色っていうのは表面をいくらきれいにしても、ホワイトニングしないと取れないですからね。そういったものを提供するっていうのが基本的な自費のクリーニングの考え方だと思います。
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教えて先生!
人生100年時代の美しくて健康な歯の作り方
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歯科医師
大河原典果
1997年新潟大学歯学部卒業後、獨協医科大学医学部口腔外科学講座入局。2001年ホワイトエッセンスに勤務し、臨床現場での診療と並行して歯のホワイトニングや歯のクリーニングといった各施術のマニュアル・教育研修に参与。ホワイトエッセンスの次世代ホワイトニング材研究開発担当者として、フリーラジカル研究者や共同研究先の各大学の先生方の協力を得てオフィスホワイトニング材(ホワイトエッセンスホワイトニング プロ)の開発および認可取得に携わる。
著書:リピート化するホワイトニング・クリーニング

歯科医師
大槻昌幸
1988年東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了後、東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第一講座入局。東京医科歯科大学大学院准教授、松本歯科大学客員教授を歴任する一方、一般社団法人日本審美歯科学会理事長、一般社団法人日本レーザー歯学会常務理事、一般社団法人日本接着歯学会代議員なども務める。現在はホワイトエッセンス特別監修医師として、世界に通用する漂白効果の実現、及びさらなる漂白効果を得るための製品研究に携わる。
著書:患者さんが安心・納得する医療ホワイトニング説明BOOK こう聞かれたら、こう答える
ホワイトニング NEW GENERATION 他