「ホームホワイトニングを寝ている間にできたら楽なのに」「長くつけたほうが早く白くなるのでは?」と考えたことはありませんか。
結論からお伝えすると、ホームホワイトニングを寝ながら行うことは推奨しません。就寝中は装着時間が長くなりすぎるうえ、痛みや薬剤の漏れといった異変に気づけないためです。
この記事では、寝ながらのホームホワイトニングをおすすめしない理由とリスク、付けたまま寝てしまった時の対処法、そして忙しい人でも効果を出すためのポイントを解説します。
ホームホワイトニングは、歯科医院で指示された装着時間を守り、起きている間に行うのが基本です。寝ながらの装着は、効果が高まらないうえにリスクだけが大きくなるため推奨しません。
理由は大きく2つあります。
ホームホワイトニングの装着時間は、使う薬剤の種類や濃度に合わせて決められています。一般的には1日30分〜2時間程度で、この時間内で効果と安全性のバランスがとれるよう設計されています。
「長くつければそれだけ早く白くなる」と思われがちですが、薬剤の作用は一定時間で限界を迎えます。装着時間を延ばしても効果が比例して高まるわけではありません。
寝ながらのホームホワイトニングには、次の5つのリスクがあります。どれも継続を難しくする原因になるため、事前に知っておきましょう。
薬剤が長時間歯に触れ続けることで、歯がしみる知覚過敏が起こりやすくなります。冷たい飲み物や歯磨きのたびにしみるようになると、ホームホワイトニングを続けること自体が苦痛になります。
寝返りや無意識の噛みしめで、マウスピースから薬剤が押し出されることがあります。漏れた薬剤が長時間歯ぐきに触れると、ヒリヒリとした痛みや炎症の原因になります。起きていれば漏れに気づいて拭き取れますが、就寝中はそれができません。
眠っている間は、口の中にたまった唾液と一緒に漏れた薬剤を無意識に飲み込んでしまうことがあります。少量で重い症状が出ることはまれですが、のどや胃に不快感が出る場合もあります。
睡眠中は、自覚がなくても歯ぎしりや食いしばりをしていることがあります。強い力がかかるとマウスピースが変形したり、穴があいたりします。変形したマウスピースはフィット感が落ち、痛みや液漏れをさらに起こしやすくなります。
ホームホワイトニング中に痛みを感じたら、すぐにマウスピースを外して薬剤を洗い流すのが基本です。しかし就寝中は異変に気づけないため、朝起きたときには症状が強く出ていることがあります。
うっかりマウスピースを付けたまま寝てしまっても、1回であれば過度に心配する必要はありません。気づいた時点で、次の手順で落ち着いて対処しましょう。
気づいたらすぐにマウスピースを外します。水で数回口をゆすぎ、歯や歯ぐきに残った薬剤をしっかり洗い流しましょう。そのあと、やさしく歯磨きをしておくと安心です。
マウスピースに残った薬剤も水かぬるま湯で洗い流します。噛みしめによる変形やひび割れがないかも確認しておきましょう。
歯がしみないか、歯ぐきに赤みや腫れ、ヒリヒリとした痛みがないかを確認します。違和感がある場合は、その日のホームホワイトニングはお休みしましょう。
知覚過敏や歯ぐきの痛みが数日たっても治まらない場合は、自己判断で再開せず、歯科医院に相談してください。マウスピースに変形がある場合も、作り直しが必要か確認してもらいましょう。
寝落ちを防ぐには、装着と同時にスマートフォンのタイマーをセットするのが効果的です。また、ベッドやソファなど眠りやすい場所での装着は避け、就寝直前ではなく少し早めの時間に行うようにしましょう。
寝ながらホームホワイトニングをしたくなる背景には、「起きている間に時間がとれない」「長時間つけないと効果がない」という思い込みがあるのではないでしょうか。実は、ホームホワイトニングは1日30分を毎日続けるだけでも効果を目指せます。
ホームホワイトニングの薬剤は、歯に触れてから一定時間で作用のピークを迎え、その後は効果が頭打ちになります。つまり、長くつければつけるほど白くなるわけではありません。
むしろ長時間の装着は、知覚過敏や歯ぐきへの刺激を起こしやすくします。痛みが出て続けられなくなれば、白さを実感する前に中断することになってしまいます。
ホームホワイトニングで大切なのは、1回の長さではなく継続です。同じ1週間でも、2時間を週3日行うより、30分を毎日続けるほうが効果を得やすくなります。
| 比較項目 | 2時間を週3日 | 30分を毎日 |
| 1回あたりの装着時間 | 長い | 短い |
| 薬剤が作用する日数 | 週3日 | 週7日 |
| 知覚過敏・歯具機への刺激 | 起こりやすい | 起こりにくい |
| 生活への取り入れやすさ | まとまった時間が必要 | すき間時間でできる |
毎日薬剤を作用させることで、歯の色が少しずつ確実に明るくなっていきます。30分であれば、忙しい方でも無理なく生活に組み込めます。
毎日続けるには、すでにある生活習慣とセットにするのがおすすめです。
装着を終えたら、30分は水以外の飲食を控えましょう。なお、装着時間は薬剤の種類や濃度によって異なるため、歯科医院の指示を優先してください。
ホワイトエッセンスのホームホワイトニングは、短い時間でも毎日無理なく続けられるように設計されています。
薬剤には、刺激の強い過酸化水素ではなく、マイルドな過酸化尿素を採用しています。国内で薬事承認された中で最高濃度となる17%のジェルは、従来の10%ジェルと比べて使用時間を短くしながら白さを目指せます。初めての方や痛みが心配な方は、10%から始めることも可能です。*1
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口腔内3Dスキャナーで歯型を精密に読み取り、専用の工場でマウスピースを作製しています。縁がなめらかで歯ぐきに当たりにくく、装着中の違和感が少ないため、毎日の習慣にしやすくなります。
さらに、特許取得の「レザボア構造」(特許番号:第7637448号)により、薬剤が歯の表面にとどまりやすく、液漏れや白さのムラを防ぎます。
| 項目 | 内容 |
| 料金 | 19,900円 |
| 装着時間 | 1日30~90分 |
| マウスピースの受け取り | 医院で受け取り、又は自宅へお届け |
料金の詳細は価格一覧をご確認ください。
ホームホワイトニングのご予約はこちらホームホワイトニングを寝ながら行うことは推奨しません。就寝中は装着時間が長くなりすぎるうえ、痛みや薬剤の漏れに気づいて対処することができないためです。
忙しい方こそ、寝ながらではなく起きている間の30分を毎日の習慣にしましょう。装着時間や使い方に不安がある場合は、自己判断せず歯科医院に相談してください。
効果に大きな差はないため、毎日続けやすい時間帯を選ぶのがいちばんです。ただし、装着後30分は飲食を控える必要があるため、朝食前や夕食後など、飲食の予定がない時間帯に行うと無理なく続けられます。
基本的には1日1回、指示された時間を続けて装着する方法が推奨されます。細かく分けると、そのたびに歯磨きや飲食制限が必要になり、かえって続けにくくなることもあります。分けて行いたい場合は、歯科医院に相談しましょう。
1日休んだだけで、それまでの効果がなくなることはありません。翌日から通常どおり再開すれば問題ありません。休んだ分を取り戻そうと装着時間を延ばすのは、知覚過敏の原因になるため避けましょう。

歯科医師
大槻昌幸
1988年東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了後、東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第一講座入局。東京医科歯科大学大学院准教授、松本歯科大学客員教授を歴任する一方、一般社団法人日本審美歯科学会理事長、一般社団法人日本レーザー歯学会常務理事、一般社団法人日本接着歯学会代議員なども務める。現在はホワイトエッセンス特別監修医師として、世界に通用する漂白効果の実現、及びさらなる漂白効果を得るための製品研究に携わる。
著書:患者さんが安心・納得する医療ホワイトニング説明BOOK こう聞かれたら、こう答える
ホワイトニング NEW GENERATION 他

歯科医師
大河原典果
1997年新潟大学歯学部卒業後、獨協医科大学医学部口腔外科学講座入局。2001年ホワイトエッセンスに勤務し、臨床現場での診療と並行して歯のホワイトニングや歯のクリーニングといった各施術のマニュアル・教育研修に参与。ホワイトエッセンスの次世代ホワイトニング材研究開発担当者として、フリーラジカル研究者や共同研究先の各大学の先生方の協力を得てオフィスホワイトニング材(ホワイトエッセンスホワイトニング プロ)の開発および認可取得に携わる。
著書:リピート化するホワイトニング・クリーニング