ホワイトニングシートに興味はあるものの、本当に歯が白くなるのか、日本で買えるホワイトニングシートと海外製品では何が違うのかなど、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ホワイトニングシートは、歯に貼るだけで使える手軽なケアとして知られています。ただし、ひと口にホワイトニングシートといっても、製品によって成分や仕組みは大きく異なります。
この記事では、ホワイトニングシートの基本的な仕組みから、3つのタイプの違い、自宅で安価に白い歯を目指したい方が知っておきたいホワイトニング方法まで、わかりやすく解説します。
ホワイトニングシートとは、歯に貼って使用する薄いテープ状のケア用品です。シートに含まれる成分を歯の表面に密着させることで、歯の表面についた着色汚れを落とす仕組みです。
一般的な使い方は、歯磨きをした後に上下の歯へシートを貼り、15〜30分ほど置いてから外し、最後にもう一度ブラッシングを行います。貼るだけで使える手軽さから、自宅でできるホワイトニングケアとして知られています。
ただし、ホワイトニングシートといっても、すべてが同じ効果を持つわけではありません。国内で市販されているもの、海外製品、歯科医院で処方されるものでは、配合されている成分や白くする仕組みが大きく異なります。
ホワイトニングシートは、歯に貼るだけで使える手軽さが魅力です。一方で、シートという形状や配合成分の違いによって、白さの出方や使い心地には限界もあります。購入前に、メリットとデメリットの両方を知っておきましょう。
「ホワイトニングシート」とひとくちに言っても、すべてが同じ仕組みで歯を白くするわけではありません。配合されている成分や、どこまで白い歯を目指せるか、安全性の考え方によって、大きく3つのタイプに分けられます。
まずは、それぞれの違いを知っておきましょう。
ドラッグストアや通販などで購入できる、もっとも身近なタイプのホワイトニングシートです。
特徴としては以下のような点があげられます。
その一方で以下のような注意点があります。
「とりあえず歯の汚れを落としたい」「まずは手軽にケアしたい」という用途には適していますが、根本的に歯を白くしたい方には物足りないのが現実です。
米国を中心に流通しているホワイトニングシートには、過酸化水素が配合されています。
過酸化水素は、歯の内部の黄ばみに作用する漂白成分です。
日本では法律上、過酸化水素を含む製品は市販できないため、個人輸入や通販代行を通じて入手するのが一般的です。
特徴としては以下のような点があげられます。
その一方で以下のような注意点があります。
海外製のホワイトニングシートは一定の漂白効果が期待できる一方で、国内で承認された製品ではない点に注意が必要です。
手軽に思えても、歯や歯ぐきに強い刺激が出る可能性があるため、安全性まで含めて慎重に判断しましょう。
近年登場した、日本国内で安全性が認められたホワイトニングシートです。歯科医師の診察のもとで処方されるため、安全性と効果のバランスが取れたタイプです。
特徴としては以下のような点があげられます。
その一方で以下のような注意点があります。
歯科医院で処方されるホワイトニングシートは、安全性に配慮しながら歯の内部の黄ばみまでケアしたい方に向いています。一方で、継続使用を考えると費用面の負担は大きくなります。
ここまで3タイプのホワイトニングシートを見てきましたが、自宅で手軽に続けながら、歯の内部の黄ばみまでしっかりケアしたい方には、歯科医院で処方されるホームホワイトニングも有力な選択肢になります。
ホームホワイトニングで使用される過酸化水素・過酸化尿素は、歯の表面の着色だけでなく内部の黄ばみまで分解できる薬剤です。これにより、表面の汚れを落とすだけのケアとは異なり、歯本来の色を超えた白さを目指すことができます。市販のホワイトニングシートでは届かない深さまでアプローチできるのが、歯科医院で扱うホワイトニングならではの特徴です。

「クリニック処方のホワイトニングは高そう」と感じる方もいるかもしれません。確かに、歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングは、1回ごとに費用がかかります。一方でホームホワイトニングは、最初にマウスピースを作製すれば、その後は追加のジェル購入のみで継続できるため、長い目で見るとコストを抑えながらも続けやすい方法です。
下記がオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの費用比較です。
| オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング | |
| 特徴 | 歯科医院で短期間で白く | 自宅で時間をかけて白く |
| 初期費用 | 1回15,000~50,000円前後 | 20,000〜40,000円前後(マウスピース込み) |
| 継続費用 | 都度、数万円の施術料が必要 | ジェル追加で3,000〜5,000円前後 |
| 通院回数 | 数回通う必要あり | 初回のマウスピース作製時のみ |
注目したいのは「継続費用」です。ホームホワイトニングは一度マウスピースを作製すれば、その後は追加のジェルを購入してケアを続けられます。追加ジェルは3,000〜5,000円前後が目安となるため、継続しやすい点が大きなメリットです。
これは、海外製のホワイトニングシートを1箱5,000〜10,000円ほどで買い続ける場合と比べても大きく変わらない、あるいは抑えやすいコスト感といえます。つまり、シートを継続して使うのと近い予算感で、歯科医院の管理のもとで行う医療ホワイトニングを続けられるということです。
「ホワイトニングシートを試してみたいけれど、できればしっかり白さを目指したい」という方は、ホームホワイトニングも選択肢に入れてみるとよいでしょう。
ホワイトエッセンスのホームホワイトニングは、歯本来の色を整えるだけでなく、さらに明るい白さまで目指せることが特徴です。
歯科医院では、歯の色を「シェード」と呼ばれる色見本で確認します。一般的に、自然で明るい白さの目安とされるのが「A1」や「B1」です。さらにその上の白さとして、人から見た時にきれいと思われる白さを表す「ブリーチシェード」という基準があります。
一般的なホワイトニングでは「A1」「B1」あたりを目標とすることが多い一方で、ホワイトエッセンスでは、その先のブリーチシェードを目指せるホームホワイトニングを提供しています。

それを可能にしているのが、以下の2つの強みです。
ホワイトエッセンスのホームホワイトニングでは、刺激の強い「過酸化水素」ではなく、マイルドな「過酸化尿素」を採用しています。これにより、効果を維持しながら知覚過敏や歯茎への刺激リスクを大幅に低減しています。
また、薬事承認*1を取得した薬剤の中で国内最高濃度となる17%の過酸化尿素ジェルをご用意しています。ホワイトエッセンスの従来品だった濃度10%のジェルと比較して、使用時間を短くしながら白さを目指せる設計です。
薬剤を17%と10%の2種類の濃度から選べることで、効果を重視したい場合は17%、痛みや知覚過敏が不安な方や初めての方は10%濃度からといった選択も可能です。まずは10%から始め、慣れてきたら17%へステップアップするなど、お一人おひとりの状態と希望に合わせて選択することができます。
海外製の未承認高濃度ジェルとは異なり、ホワイトエッセンスでは厚生労働省の承認を受けた薬剤を使用します。安全性と効果のバランスに配慮しながら、ホームホワイトニングでもしっかりとした白さを目指せることが大きな強みです。

*1 医療機器承認番号:30300BZX00311000
医療機器承認番号:30600BZX00174000
ホームホワイトニングを続けやすくするうえで、マウスピースのフィット感はとても重要です。マウスピースが合っていないと、薬剤が漏れやすくなったり、歯ぐきに当たって痛みや違和感が出たりして、継続の妨げになることがあります。
ホワイトエッセンスでは口腔内3Dスキャナーを使用して歯型を精密に読み取り、歯にしっかりとフィットするマウスピースを専用の工場で作成しています。これにより、ミリ単位で歯にぴったりフィットするマウスピースの作製を実現しています。
歯科医院で手作業で切って成型する方法とは異なり、専用工場で仕上げることでマウスピースの縁がなめらかになり、歯ぐきを傷つけにくい設計になっています。装着時の違和感が少なく、毎日続けやすくなります。
さらに、特許取得の「レザボア構造」を採用しています。レザボアとは、マウスピースの内側にある薬剤をためるための小さなくぼみのことです。この構造により、ジェルが歯の表面にとどまりやすくなり、薬剤のムダや液漏れを抑えながら、効率よくホワイトニングを進めやすくなります。
「合うマウスピース」と「合わないマウスピース」の差は、想像以上に大きいもの。毎日続けるからこそ、フィット感が結果を左右します。

*2 特許番号:第7637448号
ホワイトニングシートは、貼るだけで手軽に使えるホワイトニング方法として人気がありますが、選ぶ製品によって効果も安全性も大きく異なります。
・国内で市販されているシート:安全性に配慮されているが、主な目的は表面の着色汚れを落とすこと。歯の内部の黄ばみまで白くすることはできません。
・海外製のシート:漂白効果が期待できる一方で、安全性や副作用のリスクには注意が必要です。
・歯科医院処方のシート:歯科医師の管理のもとで使える安心感がありますが、費用がかさみやすい点も。
自宅で手軽に、かつ歯の内部の黄ばみまでしっかり白くしたい場合は、歯科医院で行うホームホワイトニングも有力な選択肢です。過酸化尿素などの薬剤を使い、歯の内側から白さを引き出せるため、表面の汚れを落とすだけでは届かない白さを目指せます。
ホワイトエッセンスでは、国内で薬事承認を受けた過酸化尿素ジェルと、特許取得のレザボア構造を備えたオーダーメイドマウスピースを使用し、痛みや不快感に配慮しながら、ブリーチシェードと呼ばれる明るい白さまで目指せるホームホワイトニングをご提案しています。
「ホワイトニングシートを試すか迷っている」「自宅で続けやすく、しっかり白さを目指したい」という方は、まずは一度ご相談ください。歯の状態や目標の白さに合わせて、無理なく続けられるホワイトニングプランをご提案します。
先端テクノロジーにより取得したデータを、歯のプロフェッショナルが分析。
肉眼では見えないリスクを診断し口元の美しさと健康を守ります。
国内で市販されているホワイトニングシートは、歯の表面に付着した着色汚れを落とすことが主な働きで、歯本来の色を超えて白くする効果は限定的です。歯の内部の黄ばみまでしっかり白くしたい場合は、過酸化水素や過酸化尿素を使用する、歯科医院での医療ホワイトニングを検討するとよいでしょう。
国内のドラッグストアや通販で購入できます。ただし、日本で市販されているものは、薬機法の関係で漂白成分である過酸化物を含まない商品のみです。
海外で流通している過酸化水素配合のホワイトニングシートは個人輸入で入手できますが、安全性や品質が国内基準で確認されているわけではありません。使用する場合はリスクを理解したうえで慎重に判断することが必要です。
国内市販品は副作用のリスクが低いですが、**海外製の過酸化水素配合シートには知覚過敏、歯肉炎、エナメル質の損傷**などのリスクがあります。合わない場合は使用を中止して歯科医院に相談することが大切です。
製品によって異なりますが、毎日使用して2週間〜1か月ほどで変化を感じる場合が多いでしょう。
ただし、国内で市販されているホワイトニングシートは歯表面の着色汚れを落とすものです。白さを感じても、食生活や喫煙習慣によって再び着色しやすく、白さの維持には継続的なケアが必要になります。
大きな違いは、白くできる範囲とどこまで深くアプローチできるかです。
国内で市販されているホワイトニングシートは、主に歯の表面の着色汚れを落とすケアです。一方、歯科医院で行うホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素を使い、歯の内部にある黄ばみにアプローチできます。本格的に歯を白くしたい場合は、歯科医院での医療ホワイトニングが選択肢になります。
多くのホワイトニングシートは前歯を中心に貼る設計で、犬歯より奥の歯はカバーすることができません。笑ったときに奥の歯まで見える方は、前歯との色の差が気になることもあります。歯全体をできるだけ均一に白くしたい場合は、歯列全体を覆うマウスピース型のホームホワイトニングの方が向いています。
歯科医師 大河原典果
1997 年新潟大学歯学部卒業後、獨協医科大学医学部口腔外科学講座入局。2001 年ホワイトエッセンスに勤務し、臨床現場での診療と並行して歯のホワイトニングや歯のクリーニングといった各施術のマニュアル・教育研修に参与。ホワイトエッセンスの次世代ホワイトニング材研究開発担当者として、フリーラジカル研究者や共同研究先の各大学の先生方の協力を得てオフィスホワイトニング材(ホワイトエッセンスホワイトニング プロ)の開発および認可取得に携わる。
著書:リピート化するホワイトニング・クリーニング

歯科医師 大槻昌幸
1988年東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了後、東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第一講座入局。東京医科歯科大学大学院准教授、松本歯科大学客員教授を歴任する一方、一般社団法人日本審美歯科学会理事長、一般社団法人日本レーザー歯学下位常務理事、一般社団法人日本接着歯学会代議員なども務める。現在はホワイトエッセンス特別監修医師として、世界に通用する漂白効果の実現、及びさらなる漂白効果を得るための製品研究に携わる。
著書:患者さんが安心・納得する医療ホワイトニング説明BOOK こう聞かれたら、こう答える
ホワイトニング NEW GENERATION 他