ホワイトニングに興味はあるものの、「どのくらい効果を感じられるの?」「本当に白くなるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
ホワイトニングの効果は、施術の種類や使用する薬剤によって大きく変わります。また、歯を白くするだけでなく、口元の健康や清潔感、印象アップにつながることも大きな魅力です。
本記事では、ホワイトニングで期待できる見た目の変化と健康面へのメリット、そしてどこまで白い歯を目指せるのかについて、歯の色見本である「シェードガイド」を使いながら、わかりやすく解説します。
ホワイトニングというと、まず「歯を白くするもの」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。もちろん、見た目の変化は大きな目的のひとつです。
一方で近年では、ホワイトニングには口腔内の環境を整えて健康促進につながる面があることも注目されています。
ここでは、ホワイトニングで期待できる効果の「見た目の変化」と「口腔内の健康サポート」についてみていきましょう。
歯は、口元だけでなく顔全体の印象にも関わるパーツです。歯が白く明るくなることで、清潔感や若々しさがアップしたり、笑顔の印象がよりいきいきと見えたりすることがあります。
具体的には、以下のような変化が期待できます。
歯が白くなると、まるでレフ板のように口元に光が集まりやすくなり、顔全体が明るい印象に見えるようになります。同じメイクや表情でも歯が白いだけで、清潔感や透明感のある印象につながりやすくなります。

歯の白さは、リップカラーを引き立てる効果もあります。同じリップを使っても、歯の黄ばみが目立つ場合と白い歯の場合では口元全体の印象が変わります。歯が白く明るくなることで、リップの色もよりきれいに見えるのです。

歯が白くなると凹凸や影が目立ちにくくなり、口元全体をすっきりとした印象に導きます。歯列矯正のように歯の位置を変えるものではありませんが、白さが整うことで歯並びまできれいに見えやすくなるのです。

歯の白さに注目することが多いホワイトニングですが、使用する薬剤には口腔内環境に働きかける側面があることにも注目です。
オフィスホワイトニングで使われる「過酸化水素」や、ホームホワイトニングで使われる「過酸化尿素」には、抗菌作用があることが研究で報告されています。薬剤の種類によって特徴が異なり、オフィスホワイトニングは歯周病菌、ホームホワイトニングは虫歯菌への働きが期待できます。
オフィスホワイトニングで使用される過酸化水素は、強い殺菌作用を持つことで知られています。この殺菌作用により、歯周病の原因菌の抑制に寄与する可能性が研究で指摘されています。
歯周病は、歯と歯ぐきの境目に溜まったプラーク(歯垢)の中の細菌が原因で進行します。過酸化水素が口腔内に作用することで、こうした細菌の増殖を抑える働きが期待できるのです。
ただし、ホワイトニングは歯周病の治療を目的としたものではありません。すでに歯周病が進行している場合は、ホワイトニングの前に歯科治療が必要です。
ホームホワイトニングで使用される過酸化尿素は、口腔内で徐々に過酸化水素に分解されながら、長時間にわたって作用するのが特徴です。この緩やかな作用の中で、虫歯の原因菌であるミュータンス菌などの活動を抑える働きが報告されています。
ホームホワイトニングはマウスピースを使って薬剤を歯に密着させるため、、薬剤が口腔内に長く留まり、抗菌作用が持続すると考えられます。
とはいえ、虫歯がある状態でホワイトニングを行うと薬剤がしみたり、痛みにつながったりする可能性があります。基本的には、まず治療を済ませてからホワイトニングを行いましょう。
「ホワイトニングをすると、どれくらい白くなるのか」は、多くの方が気になるポイントです。この白さの変化を客観的に確認するために、歯科医院ではシェードガイドという歯の色見本を使います。
シェードガイドとは、歯の色を段階的に並べた色見本のことです。鏡で見るだけではわかりにくい歯の色を客観的に確認するために使われます。

日本人の平均的な歯の色は一般的に「A3」前後といわれ、ホワイトニングではそこから「A1」や「B1」といった、より明るい白さを目指していきます。
さらに、ホワイトニング専用の白さの基準として「ブリーチシェード」があります。「020」「030」「040」と表され、「A1」や「B1」よりもさらに明るい白さを示すものです。ホワイトニングの効果は、シェードガイド上でどの段階まで白くできたのかによって把握することができます。
また、ホワイトニングは大きくわけると「本来の歯の色に近づける段階」と「本来の歯の色以上の白さを目指す段階」の2つがあります。
まずは、歯の表面に付着した汚れを落とし、日本人の平均的な色である「A3」レベルを目指す段階です。

「A3」は歯本来の白さに戻した色と言え、コーヒーや紅茶、赤ワイン、タバコなどによって歯の表面に付着した着色汚れを落とすことで到達できます。
この範囲であれば、以下のような方法でも効果が期待できます。
ただし、これらはあくまで表面の汚れを落とすケアです。歯がもともと持っている色以上の抜けるような白さにすることはできません。
歯本来の色を超えて、さらに明るい白さを目指す場合は、表面の汚れを落とすだけでは不十分です。
歯の色は表面のエナメル質だけでなく、その内側にある象牙質の色にも影響されているからです。加齢や生まれ持った歯の色による黄ばみは、この象牙質の色が半透明なエナメル質から透けて見えることに由来します。ですので、高いレベルの白い歯を目指すには、歯の内部にある黄ばみにアプローチする必要があります。

歯の象牙質から黄ばみを分解するために使われるのが、過酸化水素や過酸化尿素を含む薬剤です。これらの薬剤を扱えるのは、国家資格を持つ歯科医師や歯科衛生士に限られています。
つまり、歯本来の色以上である高いレベルの白さを目指す場合は、これらの施術者がいるクリニックで行う医療ホワイトニングが必要なのです。
過酸化水素が歯の内部まで作用する仕組みについては、ホワイトニングの原理を解説した記事で詳しく解説しております。

「医療ホワイトニングなら、どこで受けても同じくらい白くなる」と思われる方もいるかもしれません。しかし実際には、同じ医療ホワイトニングでも使用する薬剤や照射器によって、目指せる白さのレベルには差があります。
医療ホワイトニングで目指せる白さは、自然な白さである「B1」レベルと、さらに明るいブリーチシェードの「040」レベルに大きく分かれます。

より白さをしっかり出したい場合は「040」レベルまで目指せるかどうかが大きな違いになります。
「040」レベルまで目指せるかどうかにに関わるのが、薬剤の質と照射器の性能です。薬剤が歯の内部の黄ばみにどこまで作用できるか、そして照射器がその反応をどれだけ効率よく引き出せるかによって、ホワイトニングの仕上がりは変わってきます。
医療ホワイトニングでまず確認したいのが、使用する薬剤が薬事承認を取得しているかどうかです。
薬事承認とは、厚生労働省が薬剤の有効性・安全性・品質を確認したうえで、国内での使用を認める制度のことです。承認を受けていない薬剤は、効果や安全性、品質管理について国による確認が十分に行われていない可能性があります。
薬事承認を受けた薬剤には、以下のようなメリットがあります。
歯は一度ひどく傷つくと元には戻りません。歯や歯ぐきへの負担に配慮しながら、確かな白さを目指すためには、どのような薬剤を使っているかが重要なポイントになります。
以下は薬事承認を取得した代表的な薬剤に一例になります。

ホワイトニング薬剤は歯に塗るだけでなく、光を照射することで反応が促され、漂白効果を高めやすくなります。
ある研究では、光照射の有無によって**漂白効果に約24倍の差*1が生まれると報告されています。つまり、照射器はホワイトニングの仕上がりを左右する大切な要素のひとつなのです。
*1 自社調べ 漂白効果に対する光と熱の影響(2016年)
ただし、照射器には大きく分けて光の力で反応を促すタイプと、熱を加えて反応を促すタイプがあります。どちらも薬剤の働きを助ける目的で使われますが、歯への負担や痛みの出やすさ、仕上がりの質感には違いがあります。
| 照射方式 | 熱照射 | 光照射 |
| 仕上がり | 不自然な白さになることも | 自然で透明感のある白さ |
| 知覚過敏のリスク | 高い | 比較的少ない |
熱を利用した照射は歯の温度が上がることで神経への刺激となり、知覚過敏を引き起こすことがあります。また、歯が一時的に乾燥しやすくなるため、ツヤや透明感が失われたマットで不自然な白さに見えてしまう場合も。
歯への負担を抑えながら自然な白さを目指すには、熱ではなく「光」の力で薬剤の反応を促す照射方式を選ぶのがおすすめです。
ホワイトニングでより満足度の高い白さを目指すには、薬剤や照射器だけでなく、施術前後の進め方も大切です。ここでは、ホワイトニングの効果を引き出すために意識したい2つの方法を紹介します。
歯の表面に着色汚れや歯石が残っていると、ホワイトニング薬剤が歯に均一に作用しにくくなります。せっかく医療ホワイトニングを受けても、汚れが邪魔をして、ムラが出たり、期待した白さに届きにくくなったりするのです。

施術前にプロのクリーニングで汚れや見えない細菌の膜を取り除くことで、薬剤が浸透しやすい状態になり、よりムラのない仕上がりを目指せます。
クリーニングは単なる下準備ではなく、ホワイトニングの仕上がりそのものに関わる大切な工程といえるでしょう。
より高い白さや持続性を目指す場合は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせるデュアルホワイトニングがおすすめです。
オフィスホワイトニングは、歯科医院で薬剤と照射器を使って短期間で白さを引き出す方法です。一方でホームホワイトニングは、自宅で時間をかけて薬剤を作用させることで、白さをじっくり定着させていく方法です。
| 種類 | メリット | デメリット |
| オフィスホワイトニング | 高濃度薬剤と光照射で短時間で白くなる | 効果の持続期間が比較的短い |
| ホームホワイトニング | 低濃度薬剤を浸透させることで持続性が高い | 効果実感まで時間がかかる |
アプローチの仕方が異なる2つのホワイトニングを組み合わせることで、オフィスホワイトニングで即効性のある白さを叶え、ホームホワイトニングでその白さを定着させていくことができます。
ホワイトニングは多くの天然歯に効果が期待できる一方で、すべての歯が同じように白くなるわけではありません。
歯の種類や変色の原因によっては、効果が出にくかったり、別の方法を検討した方がよい場合もあります。
歯の状態や素材によっては、通常のホワイトニングでは十分な効果が出にくい場合があります。
| 歯の種類 | ホワイトニング効果が出にくい理由 | 対応・注意点 |
| 差し歯・セラミック | 人工物でできているため、ホワイトニング薬剤で白くすることはできません。 | 差し歯以外のご自身の歯を先にホワイトニングし、白くなった歯の色に合わせて差し歯を作り直します。色が安定してから色合わせを行うのが理想的です。 |
| 失活歯(神経のない歯) | 神経を失った歯は内側から変色していることが多く、通常のホワイトニングでは効果が出にくい傾向があります。 | 歯の内側から薬剤を入れる「ウォーキングブリーチ」などが選択肢になります。 |
| 重度のテトラサイクリン歯 | 抗生物質の影響で歯の内部に着色がある場合、白さの変化に時間がかかることがあります。 | 複数回の施術が必要になったり、変化の出方に個人差が出やすかったりします。 |
| エナメル質形成不全 | 歯の表面のエナメル質にムラがある場合、薬剤の作用が均一に出にくいことがあります。 | 白さの出方を確認しながら慎重に進めることが大切です。 |
このように、ホワイトニングの効果は歯の状態によって変わります。事前のカウンセリングで歯の種類や変色の原因を確認しておくことで、ご自身の歯がどこまで白くなる可能性があるのか、より具体的に把握できます。
ここまで解説してきたように、歯本来の色を超えた白さを目指すには、使用する薬剤の質と照射器の性能が大きく関わります。
ホワイトニング専門歯科のホワイトエッセンスでは、人から見たときにきれいだと思われる白さのレベルであるブリーチシェードの中でも高いレベルの「040」の白さを目指せるホワイトニングを提供しています。
ホワイトエッセンスの施術データでは、91.4%の方が040のレベルに到達しています。*2
より白く明るい歯を目指したい方に選ばれている理由のひとつが、この到達実績です。

*2 集計期間:2023年1月~2024年12月
対象者:該当期間にホワイトエッセンスコースを開始した 18,170名
〇特許を取得した、薬事承認済みのオリジナル薬剤
ホワイトエッセンスで使用する薬剤は、国が有効性・安全性・品質を確認した薬事承認薬剤です。*3さらに、独自の製法で特許*4も取得しています。
安全性に配慮しながら、歯の内部の黄ばみにしっかりアプローチし、ブリーチシェードの白さを目指せる点が特徴です。
*3 医療機器承認番号:23000BZX00368000
*4 特許番号:第5615968号
〇すべての医院で光照射器を導入
ホワイトニング効果を促進するとされる光照射器を、全院に導入しています。熱で反応させる方法ではなく、光で薬剤の働きを引き出すことで、知覚過敏のリスクやマットで不自然な白さにならないよう配慮しながら、透明感のある自然な白さを目指します。
ホワイトエッセンスでは、全国に展開する歯科医院ネットワークのもと、豊富な症例実績をもとに施術を行っています。
ホワイトニングを担当するのは、100時間以上に及ぶ独自の研修*5を受けた歯科医師・歯科衛生士です。お口の状態を確認しながら進めるため、自分に合った白さを安心して目指せます
*5 ISO が定める「教育訓練に関する国際的な品質基準」を満たした独自の研修・認定試験
ホワイトニングの効果には、歯の表面の着色を落として本来の白さに近づけるものと、歯の内部の黄ばみにアプローチして本来以上の白さを目指すものがあります。
クリーニングやセルフホワイトニングでも、表面の汚れによるくすみを整えることは可能です。一方で、ブリーチシェードなど高いレベルの白い歯を目指す場合は、過酸化物を使用する医療ホワイトニングが必要になります。
また、同じ医療ホワイトニングでも、使用する薬剤や照射器、施術前のクリーニング、ホームホワイトニングとの併用によって、目指せる白さや色もちは変わります。大切なのは、自分がどのレベルの白さを目指したいのかを明確にし、そのゴールに合った方法を選ぶことです。
ホワイトエッセンスでは、シェードガイドを使って現在の歯の色と目標の白さを確認しながら、一人ひとりに合ったホワイトニングプランをご提案しています。理想の白さをどこまで目指せるのか知りたい方は、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。
先端テクノロジーにより取得したデータを、歯のプロフェッショナルが分析。
肉眼では見えないリスクを診断し口元の美しさと健康を守ります。
オフィスホワイトニングなら1回目から効果を実感できる方が多く、目標の白さまでには3〜6回程度が目安です。ホームホワイトニングは2週間〜1か月で効果を感じるのが一般的です。
オフィスホワイトニングで3〜6か月、ホームホワイトニングで6か月〜1年、デュアルホワイトニングで1〜2年が目安です。
差し歯・セラミック、失活歯、重度のテトラサイクリン歯などは効果が出にくいケースです。懸念点がある場合は、事前のカウンセリングで歯の状態を確認するのがおすすめです。
市販の歯磨き粉は表面の着色を落とすもので、歯本来の色を超えて白くすることはできません。歯本来以上の白さを目指せるのは、医療ホワイトニングだけです。
ホワイトエッセンスでは、施術後30分間のみ飲食を控えていただくようお願いしています。
歯科医師 大河原典果
1997 年新潟大学歯学部卒業後、獨協医科大学医学部口腔外科学講座入局。2001 年ホワイトエッセンスに勤務し、臨床現場での診療と並行して歯のホワイトニングや歯のクリーニングといった各施術のマニュアル・教育研修に参与。ホワイトエッセンスの次世代ホワイトニング材研究開発担当者として、フリーラジカル研究者や共同研究先の各大学の先生方の協力を得てオフィスホワイトニング材(ホワイトエッセンスホワイトニング プロ)の開発および認可取得に携わる。
著書:リピート化するホワイトニング・クリーニング

歯科医師 大槻昌幸
1988年東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了後、東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第一講座入局。東京医科歯科大学大学院准教授、松本歯科大学客員教授を歴任する一方、一般社団法人日本審美歯科学会理事長、一般社団法人日本レーザー歯学下位常務理事、一般社団法人日本接着歯学会代議員なども務める。現在はホワイトエッセンス特別監修医師として、世界に通用する漂白効果の実現、及びさらなる漂白効果を得るための製品研究に携わる。
著書:患者さんが安心・納得する医療ホワイトニング説明BOOK こう聞かれたら、こう答える
ホワイトニング NEW GENERATION 他