FV

歯間ブラシの「やりすぎ」は逆効果?歯茎が下がるリスクと、隙間を広げにくいおすすめのケア方法

監修:歯科医師 大河原典果、歯科医師 大槻昌幸

歯間ブラシは、歯ブラシでは届かない歯の隙間の汚れをケアする際に役立つアイテムです。しかし、やりすぎてしまうと、歯茎に悪影響を及ぼす可能性があります。

安全かつ効果的に歯間ブラシを使うには、ポイントを押さえることが大切です。今回は、歯間ブラシをやりすぎた場合のリスクや適切な使い方を解説します。

歯間ブラシの「やりすぎ」は歯茎が下がる原因に?逆効果になる理由

歯間の汚れが気になり、きれいにしたい一心で1日に何度も歯間ブラシで磨いたり、ゴシゴシと強くこすったりしていませんか?

歯間ブラシをやりすぎると、摩擦で歯茎が傷付いて痩せる「退縮」が起こるおそれがあります。また、歯と歯の隙間に「ブラックトライアングル(黒い三角形の隙間)」が生じるデメリットもあります。

隙間が広がれば、さらに食べかすが詰まりやすくなります。その汚れを取ろうとして歯間ブラシを使えば、負のループに陥りかねません。

歯茎を下げない・隙間を広げない!正しい歯間ブラシの使い方と頻度

歯間ブラシを使用していて、以下のような症状がある場合はすでにやりすぎの可能性があります。ここでは、歯間ブラシのやりすぎによるサインと4つのトラブルを紹介します。

歯間ブラシ「やりすぎ」のサイン

歯間ブラシを使用するたびに出血する場合は、やりすぎている可能性があるため注意しましょう。また、歯の間に通す際に痛みがあるケースも同様です。

そのほか、以前より隙間が広くなりブラシがスカスカすると感じるときも、歯間ブラシを必要以上に使用しているサインといえます。

歯間ブラシ「やりすぎ」で起こりうるトラブル

歯間ブラシをやりすぎると、さまざまなトラブルが生じます。

まず挙げられる症状が、歯茎が下がる「歯肉退縮」です。また、歯の根元が露出してしみる「知覚過敏」が起こるケースもあります。

そのほか、歯茎がえぐれて傷になる「擦過傷(さっかしょう)」や傷口から細菌が血管に入り込むリスクのある「菌血症」などに至るおそれもあるため、歯間ブラシは適切な方法で使用することが大切です。

歯間ブラシのやりすぎにより、歯茎が下がるリスク

隙間を広げにくい「適切な歯間ブラシ」のやり方

歯茎を守るためには、歯間ブラシの正しい使用法を守ることが重要です。ここでは頻度、サイズ、動かし方の3つの観点から適切な歯間ブラシのやり方を解説します。

適切な歯間ブラシの頻度

歯間ブラシは、毎食後使用する必要はありません。1日1回を目安にして、寝る前の歯磨きの際に使用するのがおすすめです。歯間の汚れが気になるからといって、1日に何度も使用するのは避けましょう。

適切な歯間ブラシのサイズ

歯間ブラシには多様なサイズがあります。歯間に入りにくいサイズの歯間ブラシを無理やり押し込むのは適切ではありません。スムーズに入るサイズを選びましょう。

適切な歯間ブラシの動かし方

歯間ブラシを動かす際は、ゆっくりと前後に動かしましょう。ノコギリを使うように強く引くと、歯肉を傷付けるおそれがあります。丁寧に磨くことが大切です。

歯ブラシ+歯間ブラシの併用だけでは不十分?プロのクリーニングで健康を維持

歯間ブラシは正しいやり方が重要ですが、セルフケアだけでは限界があります。汚れをしっかり落とすには、プロが行うクリーニングとの併用が重要です。ここでは、最適なケア方法について解説します。

日々のケア(歯ブラシ+歯間ブラシ)は「大切な習慣」

歯ブラシを使った毎日のケアは重要ですが、それだけでは汚れの60%しか落ちません。しかし、歯間ブラシを併用すると、除去率は約80%にまで高まります。

歯ブラシと歯間ブラシを使った日々の習慣は、歯の健康を守るうえで非常に重要です。

それでも落としきれない汚れがある

日々のケアを適切に行なっても、汚れは約20%残っています。さらに、歯の表面にこびりついた「バイオフィルム(細菌の膜)」は、歯間ブラシでも落としきれません。

無理に取ろうとして力を入れれば、やりすぎになり歯肉退縮や知覚過敏などのトラブルを招く恐れがあります。

「セルフケア」+「プロのクリーニング」がおすすめ

歯の汚れをきれいに除去し、歯茎の下がりを起きにくくするには、日々のケアで汚れを溜めないことが大切です。そして、落としきれない汚れは「定期的なプロのケア」でリセットしましょう。

「セルフケア」と「プロのクリーニング」の併用が、歯の健康の維持につながるポイントです。

ホワイトエッセンスの「オーラルスパ」でお口全体をケアするクリーニング

ホワイトエッセンスの「オーラルスパ」では、歯間ブラシで届かない汚れも、歯茎に配慮した施術により除去を目指せます。ここでは、ホワイトエッセンスの「オーラルスパ」の特徴を紹介します。

【細部までケア】技術力 × 先端テクノロジー(UFB)

「オーラルスパ」は、一度でお口全体にアプローチするクリーニングです。独自の厳しい試験と研修をクリアした認定衛生士が施術を担当します。歯間ブラシで傷つきやすいデリケートな歯茎に配慮しながら、汚れの除去を目指します。

オーラルスパの大きな特徴に、先端テクノロジーの「ウルトラファインバブル(UFB)」を含む水流を使用する点が挙げられます。ナノサイズの気泡が歯の隙間の奥やバイオフィルムの内部に入り込み、摩擦を抑えながら汚れと細菌の除去をサポートします。

【快適性】「痛み」に配慮した施術で、リラックスして受けやすい

「歯医者=怖い」というイメージを持つ方は少なくありません。オーラルスパでは、痛みに配慮した「フェザータッチ」技術を採用しており、歯医者が苦手な方でも受けやすい施術を提供しています。

施術はアロマ香る完全個室で行うため、周りを気にせず過ごしやすい環境です。リラックスした状態で施術が受けられるため、心地よく感じてうとうとされる方もいます。心地よいエステ感覚で通いやすいでしょう。

【相乗効果】セルフケアがしやすくなる

オーラルスパでは、バイオフィルムなどの除去を目指します。歯の表面がツルツルになったと感じやすい状態になり、汚れが再付着しにくくなる点がメリットです。

さらに、歯磨き粉のフッ素が浸透しやすい状態に整えて、虫歯リスクに配慮したケアをサポートします。

まとめ|歯間ブラシは「優しく」が鉄則。歯科でのクリーニングはプロに任せて

歯間ブラシは、やりすぎるとトラブルにつながるため、正しい頻度と使用方法を守ることが大切です。歯ブラシや歯間ブラシで取りきれない汚れは無理にこすらず、プロの「泡洗浄」で整え、健康な歯茎の維持を目指しましょう。

無料カウンセリングを予約する

歯間ブラシに関するよくあるご質問

Q 歯間ブラシとフロス、どっちがいい?

A歯間ブラシは、歯の間の隙間が広い人に適しています。一方で、狭い場合はフロス(糸ようじ)がおすすめです。

Q 歯茎から血が出るのは悪いこと?

A歯茎からの出血は、炎症の可能性があります。ただし、歯間ブラシを強くやりすぎているケースも少なくありません。出血が続く場合は、歯科医院へ相談してください。

監修医師

歯科医師 大河原典果肖像

歯科医師 大河原典果

1997 年新潟大学歯学部卒業後、獨協医科大学医学部口腔外科学講座入局。2001 年ホワイトエッセンスに勤務し、臨床現場での診療と並行して歯のホワイトニングや歯のクリーニングといった各施術のマニュアル・教育研修に参与。ホワイトエッセンスの次世代ホワイトニング材研究開発担当者として、フリーラジカル研究者や共同研究先の各大学の先生方の協力を得てオフィスホワイトニング材(ホワイトエッセンスホワイトニング プロ)の開発および認可取得に携わる。

著書:リピート化するホワイトニング・クリーニング

特別監修医師 大槻 昌幸肖像

歯科医師 大槻昌幸

1988年東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了後、東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第一講座入局。東京医科歯科大学大学院准教授、松本歯科大学客員教授を歴任する一方、一般社団法人日本審美歯科学会理事長、一般社団法人日本レーザー歯学下位常務理事、一般社団法人日本接着歯学会代議員なども務める。現在はホワイトエッセンス特別監修医師として、世界に通用する漂白効果の実現、及びさらなる漂白効果を得るための製品研究に携わる。

著書:患者さんが安心・納得する医療ホワイトニング説明BOOK こう聞かれたら、こう答える
ホワイトニング NEW GENERATION   他