「毎日きちんと歯を磨いているのに、なぜか口臭が気になる」「マスクを外す瞬間に不安になる」──そんな悩みを抱える女性は少なくありません。実はそのニオイ、ケア不足によるものとは限らず、口臭が生じる仕組みを十分に理解できていないことから来ているケースもあります。
本記事では、女性の口臭が起こりやすい背景や、自宅ケアでは対応しきれないポイント、さらに専門的なケアを取り入れる際の考え方について詳しく解説します。
口臭は体質や年齢の問題と思われがちですが、実際にはいくつかの要因が関係しています。まずは、何がニオイの発生に関与しているのかを理解することが、対策を考えるうえでの第一歩です。
口臭のおもな原因は、口の中に存在する細菌、特に歯周病菌などが発生させるガスです。これらの細菌は、歯垢や食べかす、剥がれ落ちた粘膜などのたんぱく質を分解する過程で、揮発性硫黄化合物と呼ばれるガスを生じさせます。このガスは、卵が腐ったようなニオイや生ゴミのような不快な口臭の原因になるとされています。
つまり、口臭は「汚れそのもの」だけでなく、「細菌が活発に活動できる環境」があることで発生します。細菌が増えやすい状態が続けば、誰にでも口臭は起こり得るのです。
では、なぜ女性は口臭に悩むことも多いのでしょうか。そこには女性によく見られる、細菌が繁殖しやすいリスク要因が関係しています。
女性の体は、生理周期や妊娠・出産、更年期などによってホルモンバランスが大きく変化します。女性ホルモンの変動は、歯ぐきの炎症を起こしやすくしたり、唾液の性質を変えて粘付かせたりする一因になることがあります。その結果、細菌の付着・繁殖しやすい環境となる場合があるのです。
仕事や家庭でのストレス、過度なダイエットは、自律神経のバランスを崩しがちです。自律神経の働きが不安定になると唾液の分泌量が減少しやすくなり、口腔内の自浄作用が低下します。唾液は細菌を洗い流す重要な役割を担っているため、減少すると細菌が増殖しやすくなり、口臭を生むことがあります。
マスクの着用が続くことで、無意識のうちに口呼吸が習慣化している方も少なからずいるかも知れません。口呼吸は口腔内を乾燥させ、いわゆるドライマウス状態を引き起こすことがあります。乾燥した環境は細菌にとって繁殖しやすい場所となり、結果としてニオイの原因となる菌の増殖を招きます。
口臭が気になると、歯磨きや洗口液を用いた口ゆすぎなどのセルフケアを強化しがちです。しかし、実は自己流のケアを続けることで、かえって改善しにくくなるケースもあります。
一般的に、歯ブラシで落とせる汚れは、口全体の約60%だといわれています。残りの約40%は、細菌が集まって形成された「バイオフィルム」と呼ばれるヌルヌルした膜です。このバイオフィルムは粘着性が高く、家庭の歯磨きや市販の洗口液では十分に取り除けない場合があります。
歯の表面がきれいに見えていても、バイオフィルムが残っている状態では、その内部で細菌が口臭の原因となるガスを発生させ続けることも少なくありません。
口臭対策のつもりが逆効果になってしまう行動もあります。
舌の表面に白く見られる舌苔は、口臭の原因の一つとされています。しかし、舌苔を取ろうとしてゴシゴシ強く磨いてしまうと舌の表面を傷付け、そこから細菌が入り込みやすくなります。結果として、口臭が悪化するケースも少なくありません。
「舌苔のとりかた」についてはこちらの記事で解説しております。
市販の洗口液には、口臭を一時的に抑えたり、原因となる細菌を殺菌したりする効果がある場合も見られます。ただし、使いすぎには注意が必要です。
特にアルコール成分が強い洗口液を頻繁に使用すると、口の中が乾燥し唾液の分泌が減ってしまうことがあります。使用後はスッキリしているように感じても、唾液が減ることでかえって細菌の増えやすい環境をつくり、口臭につながることもあるのです。
セルフケアは口腔環境を保つうえで大切ですが、細菌が集まったバイオフィルムへの対応には限界があることも事実です。口臭の原因となる汚れや細菌への対処方法として、歯科医院での専門的なクリーニングを検討する選択肢もあります。
「とりあえず歯医者に行けば大丈夫」と考える方も多いかもしれませんが、歯科医院で行われるクリーニングにはいくつかの種類があり、それぞれ目的が異なります。口臭の原因に幅広くアプローチしたい場合には、自費診療のクリーニングという選択肢もあります。
保険診療で行われるクリーニングは、おもに歯周病の治療を目的としたものです。歯石の除去が中心で、診療時間や使用できる器具には一定の制限があります。そのため、歯ぐきの境目や細かな凹凸に付着した細菌、こびりついたバイオフィルムまでを十分に取り除くことは難しいのが実情です。
一方、自費のクリーニングでは基本的に時間や使用する器具の制限がないため、口全体を丁寧にケアすることが可能です。歯の表面はもちろん、歯ぐきの境目や舌など、細菌が溜まりやすい部分まで総合的に清掃できます。こうしたケアによって、口臭の原因となる細菌の数を減らし、口腔環境を整えることが期待されます。
また、定期的な専門ケアは単なる口臭対策にとどまらず、歯周病の予防や全身の健康維持を行いやすい状態づくりにつながると考えられています。長期的な視点で口腔環境を整えたい方にとって、一つの選択肢といえるでしょう。
専門ケアの一つとして注目されているのが、ホワイトエッセンスの「オーラルスパ」です。独自技術とリラクゼーションを融合させた施術で、口臭が気になる方の口を丁寧にケアします。
口臭ケアというと「ニオイを抑えること」に意識が向きがちですが、オーラルスパが目指すのは一時的な対処ではありません。口臭の原因となりやすい汚れや細菌に着目し、口の環境を整えることを重視しています。
清潔で潤いのある口腔内は、ニオイが発生しにくいだけでなく、歯本来の美しさを引き出す土台にもなります。
効果
口臭の原因となる汚れや細菌にアプローチすることで、口腔内を清潔に保つサポートを行います。口臭対策の一環や、歯周病予防を意識したケアとして取り入れられるケースもあり、歯の表面がスッキリと整うことで、本来の色味が引き立つ美容効果も期待できます。
さらに、歯面環境が整えば、ご自宅でのブラッシングなどのセルフケアもしやすくなり、良好な状態を維持しやすくなる点も特徴の一つです。
実現する技術
60分かけてすべての歯を丁寧に清掃する独自のオーラルスパに加え、ウルトラファインバブルという微細な泡を使用したオプションもあります。
肉眼では見えないレベルの微細な泡がバイオフィルムに働きかけることで、通常のブラッシングでは落としにくい汚れや細菌もしっかりと取り除くことが期待できます。
自分では難しい舌のケアも、専用ジェルとプロの技術で舌の状態に配慮しながらクリーニング。舌の粘膜を傷付けにくい方法で舌苔を除去し、口臭の原因にアプローチします。
歯科治療に苦手意識を持つ方でも取り入れやすいよう、施術中の快適さにも配慮しています。アロマの香る個室空間で、リラックスしながら施術を受けられる点が特徴です。
お口の緊張が和らぎ、潤いを感じやすくなるメリットもあります。お口の乾燥が気になる方にも、快適なリラクゼーション体験としておすすめです。
実際に施術を受けた方の96%が「リラックスできた」と回答しています。
※ ホワイトエッセンス株式会社実施
来院後のお客様アンケート結果より(2020年4-9月)リラックス「できた」「とてもできた」と答えた方
オーラルスパクリーニングの詳細はこちら
口臭は、我慢したり無理に隠したりするものではありません。原因を正しく知り、口の状態に合わせたケアを取り入れることで、細菌が繁殖しにくい環境づくりを目指せます。
爽やかな息と清潔感のある口元は、日常の印象づくりにもかかわります。マスクを外す瞬間も自信を持って笑える自分のために、セルフケアに加えて専門的なケアの取り入れも検討してみてはいかがでしょうか。
先端テクノロジーにより取得したデータを、歯のプロフェッショナルが分析。
肉眼では見えないリスクを診断し口元の美しさと健康を守ります。
ホワイトエッセンスのクリーニングは自費診療になります。自費診療のメリットは歯の表面の汚れだけではなく、口臭のもとになるバイオフィルムや歯周病の原因となる歯石を
しっかり除去できることです。さらに、1回60分かけて全ての歯を丁寧にケアするため、何度も通院する必要がない点も特長です。
汚れや細菌が原因となっている口臭の場合、施術後に口の中がさっぱりしたと感じる方もいます。オーラルスパは、細菌が増えにくい口腔環境づくりをサポートすることを目的と
したケアです。その結果、口臭が気になりにくい状態へとつながることが期待されます。さらに、定期的にケアを続けることで、菌が付着しにくい清潔な環境を保ちやすくなります。
口の状態や生活習慣によって異なりますが、細菌が再び定着し、バイオフィルムが形成されるのを防ぐため、2~3ヵ月に1回のペースで定期的なクリーニングを受けられる方が多
いようです。自費のクリーニングなどで歯の表面を整えることにより、ご自宅でのセルフケアを行うのも容易となって、清潔な状態を維持しやすくなります。
歯科医師 大河原典果
1997 年新潟大学歯学部卒業後、獨協医科大学医学部口腔外科学講座入局。2001 年ホワイトエッセンスに勤務し、臨床現場での診療と並行して歯のホワイトニングや歯のクリーニングといった各施術のマニュアル・教育研修に参与。ホワイトエッセンスの次世代ホワイトニング材研究開発担当者として、フリーラジカル研究者や共同研究先の各大学の先生方の協力を得てオフィスホワイトニング材(ホワイトエッセンスホワイトニング プロ)の開発および認可取得に携わる。
著書:リピート化するホワイトニング・クリーニング

歯科医師 大槻昌幸
1988年東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了後、東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第一講座入局。東京医科歯科大学大学院准教授、松本歯科大学客員教授を歴任する一方、一般社団法人日本審美歯科学会理事長、一般社団法人日本レーザー歯学下位常務理事、一般社団法人日本接着歯学会代議員なども務める。現在はホワイトエッセンス特別監修医師として、世界に通用する漂白効果の実現、及びさらなる漂白効果を得るための製品研究に携わる。
著書:患者さんが安心・納得する医療ホワイトニング説明BOOK こう聞かれたら、こう答える
ホワイトニング NEW GENERATION 他