あなたの歯磨き、間違っていませんか?虫歯や歯周病を引き起こす「3大磨きグセ」とは

あなたの歯磨き、間違っていませんか?虫歯や歯周病を引き起こす「3大磨きグセ」とは


毎日のケアとして当たり前のように行なっている歯磨き。ルーティンワーク化してくると、「次は下の歯を磨こう」なんて意識しなくても、慣れでなんとなく磨けてしまいますよね。でも、そんな風に無意識の中で歯磨きをしている人は、要注意。自分では磨けた気になっていても、本当にきちんと磨けているとは限りません。

何も考えずに歯磨きを続けていると、次第にその人の「磨きグセ」が出てきてしまうそうです。磨きグセは、プラーク(歯垢)が増える原因となります。プラークは、歯の間に詰まった食べカスなどを栄養に増殖し、細菌の活動を活発化させる危険因子。結果的に、虫歯、歯周病、口臭などを引き起こしてしまいます。

そうした口内トラブルを防ぐためにも、正しい方法で歯を磨くことが大切です。そこで今回は、歯科衛生士が指摘する「3大磨きグセ」をご紹介。この機会に、自分の歯磨きを見直してみましょう。

1.ブラッシングの時間が短い

砂時計
自分が歯磨きにどのくらい時間をかけているか、正確に計ってみたことがありますか?やってみると、おそらく思ったよりずっと短い時間で磨き終えていることに気づくでしょう。人によっては、たったの数十秒という場合も。しっかりプラークコントロールを行なおうとすると、10分以上かかるとも言われますが、実際にそこまで時間をかけている人はほとんどいないでしょう。

磨く時間が短ければ、当然、磨き残しは多くなります。食べカスが残れば残るほど、その分プラークが増えて、細菌は大喜び。しかも、プラークが溜まると歯石になって、もはや自力では落とせなくなります。毎回10分も歯を磨くヒマはないかもしれませんが、せめて3分は磨きたいところ。まずは一度、自分が歯磨きにどのくらい時間をかけているかをチェックしてみましょう。

2.磨くところが偏りがち

歯磨きをする女性
いつも右足から靴を履く。お風呂に入ると必ず左手から洗う。そんな風に、生活の中で無意識のうちにとっている行動は多いもの。それと同じで、歯も無意識のうちに同じ磨き方をしている可能性が高いのです。

たとえば、磨く歯の順番。自分の歯磨きを思い出してみてください。毎回、決まったルートで歯を磨いていませんか?最初に磨き始める部分は、比較的ていねいに磨けているでしょう。しかし、いつも終盤に磨く部分は、きっと最初に磨いた部分に比べて磨き方が甘くなっているはずです。また、毎回ルートを変えてランダムに磨いたとしても、どうしても磨きやすいところにばかり歯ブラシが当たりがちになります。それに、磨き忘れが起こる可能性があるので、この方法はオススメできません。

偏った磨き方で終わらせないためには、まず歯の咬合面(※上下の歯がかみ合う面のこと)、次は前歯の唇側…というように、おおまかにエリア分けして磨く順番を決めること。その中で、磨き残しが多そうな部分は意識して時間をかけて磨きましょう。一般的に磨き残しが多くなりやすいのは、利き手側の犬歯、上の奥歯の内側、下の前歯の裏側など。これらの部分は、意識しないとなかなか磨き切れません。また、意外と磨けていないのが歯と歯の間。デンタルフロスや歯間ブラシを上手に使い、磨き残しを減らしましょう。

3.強くゴシゴシ磨いてしまう

粗いブラシ
「口の中がサッパリして、気持ちいいから」といって、ゴシゴシ磨くのが好きな人もいると思いますが、これも間違った磨き方です。硬い歯ブラシで力を入れて磨きすぎると、歯や歯茎を傷つけてしまいます。それが、口内炎知覚過敏の原因となる可能性も…。それからもう1つ、よくある勘違いが「強く磨けば、よく磨ける」というもの。全くそんなことはありませんので、ご注意ください。

一方、そうした誤った考えを持っていなくても、無意識のうちに強く磨いてしまっている場合もあります。歯ブラシでかかる圧力は、平均150gと言われます(電動歯ブラシは約90g)。特に、磨きやすい歯や、利き手と反対側を磨くときは、過度な力が入りがちです。歯磨きをするときは、手首を楽にして歯ブラシを持ち、磨くというよりも「歯ブラシを当てる」気持ちで磨くのがオススメ。そうすると、ちょうどいい力加減になります。

磨きグセをなくすために

歯科医院でアドバイスを受ける女性
何よりもまず、自分の磨きグセに気づくことが大切です。無意識のクセは自分では分からないことも多いので、歯科医院を受診し、歯科衛生士にチェックしてもらいましょう。また、そこでプロに正しい歯磨きを教わっても、時間が経つとまたクセが出てきてしまうもの。定期的に検診に行く必要があります。

しかし、どんなに磨きグセに注意してしっかり歯を磨いていても、残念ながら「磨き残しゼロ」にはなりません。そこでオススメなのが、歯科医院で受けられる、PMTC(専門的機械歯面清掃)という歯のクリーニング。虫歯や歯周病の予防にも役立つとして、注目度が高まっているケアの1つです。自分の手では落とし切れない汚れを、プロがしっかりキレイにしてくれます。ぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか。

 

ホワイトエッセンス 歯のクリーニング

(編集・執筆:サムライト


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ホワイトエッセンス 2015年8月26日