虫歯予防にデンタルガム!おすすめの人とタイミング

WHOのお墨付き!虫歯予防になる「デンタルガム」の効果とその活用法


「虫歯をつくらないために、ガムを噛もう」という話は、よく聞きますよね。実際、WHO(世界保健機関)も虫歯予防におけるデンタルガムの効果を認めていますし、多くの歯科医院でも食後にガムを噛むことが奨励されています。

では、一体なぜガムを噛むことで虫歯予防になるのでしょうか?そして、どんなタイミングで何分間くらい噛むのがよいのでしょうか?今回は、デンタルガムが歯の健康づくりに役立つ理由と、その効果的な活用法をご紹介します。

デンタルガムを生活に取り入れるメリット

ガムを噛む少女
デンタルガムを噛む習慣をつけると、大きく2つのメリットが得られます。

1.「噛む」習慣が身につく

昔の人に比べて、現代人は噛む回数が減ったと言われます。ある実験データによると、弥生時代は1食あたり約4000回も噛んでいたのに、現代人は約600回しか噛んでいないことがわかりました。硬いものをあまり食べなくなったり、食事の時間が短くなったりと、食生活が大きく変化してきたからでしょう。また、戦後に比べても、現代人の噛む回数は半数以下にまで下がっているそうです。

噛む回数が減ると、噛む力が衰えるだけでなく、子どもの歯並びやアゴの発達に遅れが出たりするなど、様々な悪影響があると考えられます。そこで、ガムの登場です。ガムを噛む平均時間は約20分。その間に約550回噛むと言われます。つまり、ガムを食べることにより、自然な形で噛む習慣を身につけ、噛む回数を増やすことができるのです。

2.簡単に多くの唾液を出せる

ガムを噛むと、自然と唾液がたくさん分泌されるようになります。唾液が出ると、食後に酸性に傾いた口腔内をすばやく中性に戻し、歯が溶けるリスクを減らせます。「食後にガムを噛むとよい」と言われるのは、このためです。

また、砂糖が好物の虫歯菌(ミュータンス菌)は酸を出して虫歯をつくります。唾液が十分に出ることで、口腔内でその菌を洗浄することができるので、虫歯予防の役割を果たせるわけです。WHOでも、「う蝕のリスクを減らせる可能性がある」として、シュガーレスガムの有用性を認めています。ちなみに、WHOで最も効果が有力視されているのは、歯質を強くすると言われる「フッ化物」。第3世代と呼ばれる最新のデンタルガムPOs-Ca F(ポスカ・エフ)には、カルシウムと共にフッ化物が配合されているので、虫歯予防に最適です。

デンタルガムの活用法

デンタルガム
次に、デンタルガムを有効活用する方法をご紹介します。

こんな人におすすめ!

デンタルガムの有用性は万人に共通するものですが、以下のいずれかに当てはまる人には、特におすすめです。

【1】唾液の量が減ってきた人
【2】酸性に傾いた口腔内を中性に戻す「唾液緩衝能」が弱い人
【3】口腔内の菌数が多い人
【4】初期虫歯がある人

このうち【1】は自覚できますが、残りの【2】〜【4】は歯科医院を受診しないと分かりません。自分の歯を守るためには、定期的に検診を受けることをおすすめします。(唾液緩衝能や口腔内の菌数は、歯科医院で測定することができます。ただし、どこでも受けられるわけではありませんので、事前にお問い合わせください。)

ベストは1日3回、食後に20分間

口腔内がもっとも酸性に傾くのは、食後です。そのため、デンタルガムの効果を最大限に発揮させたいなら、毎食後(1日3回)に20分間ずつ噛むことをおすすめします。また、食後だけでなく、「口の中が乾いている」「唾液が出にくい」などと感じたときや、日中に忙しくて歯を磨けないときにもガムは有効です。さらに、小さなお子さんがいらっしゃる場合は、噛む習慣をつけるトレーニングとして使うのもよいでしょう。

おわりに

健康な歯の家族
もちろん、虫歯をつくらないためには、歯磨きをはじめとする日々のオーラルケアが欠かせません。しかし、デンタルガムを上手く活用することで、さらに虫歯予防の効果を高めることができます。また、噛む回数を増やすことで、噛む力を維持し、それが全身の健康を守ることにもつながります。ぜひ、これからデンタルガムを生活習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。

(編集・執筆:サムライト

▼参考記事
オーラルケアが寿命を左右する!? 知られざる「お口×健康」の関係

 

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