Q 歯科医院選びのコツ 『料金で判断する』
A
保険の使えない治療の料金は、そこの歯科医院の言い値ですから、高いところから安いところまで さまざまです。
歯を白くする方法としては、「汚れを取るクリーニング」、「黄ばみをとるホワイトニング」、「セラミックなどでつくる白い歯 」の3種類に分類されます。

■クリーニングの料金
  料金の相場:1回5,000円〜20,000円(自由診療料金)


ここでいうクリーニングとは、歯石取りだけのことを言うのではなく、 PMTCという歯面研磨や、ジェ ットパウダーで汚れを吹き飛ばす行為などの行為をすべて含めたものと定義します。

保険は原則使えません。原則というのは、保険は治療を目的としたものに適用され、美容目的には使えないのです。
ただし、歯のクリーニングは、歯周病にも効果のある行為で、歯科医師がカルテに歯周病と記載して、クリーニングを行った場合は保険が適用されます。

日本人の90%は、大なり小なり歯周病になっているので、クリーニングを保険で行うかどうかは、そこの院長の判断によります。

しかし、保険にはいろいろと制約があって、歯石取りは1回の来院で1/6づつしかできなかったり、保険点数に上限があるためあまり長い時間クリーニングをしてくれなかったりします。
保険はそういった制約から、何度も通わないとならなかったりして、保険の本人負担が割合が3割 になった現在は、必ずしも保険=安い という構図にはなりません。

■ホワイトニングの料金
  料金の相場:1本3,000円〜10,000円(自由診療料金)


料金は上記よりも安いところもありますし、はるかに高いところもあって非常にバラツキがあり ます。
高いところは、都心部立地であったり、高額な機械をつかっていたり、院長のプライド?だった りします。
逆に安いところは、患者さんを獲得するためのキャッチだったり、施術工程が簡素化されていたり、本当に良心的だったりします。 

ちなみに、高い機械を使っているからホワイトニング効果が優れているというのは、まったくありません。ホワイトニング効果の大部分は薬剤で決まります。    

料金が高いから効果が高いんだろう、安いから良心的だろう、という判断は間違いで、そこの医院に電話をしてみて、どれだけ専門的な知識をもっているか確かめてから判断するのが良いかと思います。

なお、神経の死んでいる歯には、ウォ−キングブリーチという手法のホワイトニングであれば、保険が使えます。これは歯に穴を開け、そこに漂白剤を流し込む手法です。歯牙破折のリスクが高く、手間の割には保険点数が非常に低いので、多くの歯科医師は保険ではやりたがりません。

■セラミックなどでつくる歯の料金の相場
  料金の相場:1本5万円〜20万円(自由診療料金)

ホワイトニングでは白くできない歯、歯並びの改善、すでに虫歯や事故で欠けてしまった歯を作る場合に、理想的な白さを出せるセラミックを素材として使います。 

これもホワイトニング同様、料金は歯科医院によってマチマチです。
歯科医師および歯科技工の腕によって、完成度にかなり差があります。

この手法は短期間で歯並びを改善できるため、芸能人やモデルさんなどで行っている方も多数いらっしゃいますが、どうしてもという方以外は、健康な歯を削ってまで行う必要はないと思います。じっくり時間をかけて行う歯列矯正のほうが、歯の健康にも良く、そちらをおすすめします。


 


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