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ホワイトエッセンスデンタルクリニック
歯科医師 熊谷法子
歯磨きがむし歯や歯周病予防に効果的ということはご存知のことと思います。
しかし、実際に磨くときにはどうされているでしょうか?面倒だけど仕方がない、毎日のことなので特に気に留めず行っている、歯を大切にしようと時間をかけ工夫をするなど様々だと思います。そして実際に他人がどのように磨いているか知る機会はほとんどないのではないでしょか?
平成11年度の保健福祉動向調査によると、歯みがきを毎日する人は95.4%、使用している歯ブラシは普通の歯ブラシが95.5%、電動歯ブラシが3.9%です。そして、歯ブラシ以外に清掃用具を使用している人はわずが24.4%で使用器具の1位が歯間ブラシ、2位がデンタルフロスで、若年層でフロスが多く年齢が高くなると歯巻ブラシが増えるそうです。歯を磨くときの1位は「朝起きた時と夜寝る前」、2位が「朝食後と夜寝る前」で、一日2回磨く人が多いです。歯ブラシの使い方の指導を受けたことがあるのは19.7%とのことです。あなたの歯磨き状況はいかがですか? |

歯磨きをするとさっぱりしますが、もっと心地よくなれるならもう少し楽しめそうな気がしませんか?「五感で感じる○○」という言葉を耳にすることはないでしょうか。高級感あふれる非日常の言葉にも感じられるのですが、実は歯磨きも「五感で感じ」られるのです。視覚で歯ブラシの当たり具合を確認し、聴覚で歯ブラシの力加減が適当かチェックし、触覚で器具のあたり具合や汚れの落ち方やネバネバの程度、歯ぐきの腫れ具合など日々変化する部分の健康チェックを行えます。口の中の汚れ具合や体調によっていろいろな香りの歯磨き剤を使い分けたり嗅覚も重要です。また、舌で歯が汚れでヌルヌルしていないか、口がまずくないかチェックしたり、美味しい歯みがき剤で味を楽しむこともできますね。
口は直接見たり触れたりできる臓器です。体と同時に口の中にも日常的に何らかのサインを発します。サインを五感で感じるうちに最初は不快でも、手を加えるとだんだん心地よい状態に変化するはずです。そうすればきっと歯みがきも楽しくなることでしょう。
参考文献
平成11年度 保健福祉動向調査 |