歯周病は感染病!
歯周病は、キスや食べ物の口移しなどによって、細菌が歯と歯肉の間に入り込み、組織が破壊されて歯肉がはがれたり、歯を支えている骨が侵される病気です。つまり、歯周病の原因はエイズや肝炎、そしてむし歯と同じように感染によるものです。
昔は歯周病というと、高齢者の病気でしたが、最近では若い人でも歯周病にかかっている人が激増しています。
若い人に歯周病が増えている原因は、食べ物をよく噛まないためです。よく噛まないと、あごの発達が不十分で歯ならびが悪くなり歯に隙間が出てきて、細菌がたまりやすいのです。
歯周病は万病の元
歯周病が怖いのは、単に口の中の病気というのではなく、糖尿病・早産・未熟児・心臓病・脳卒中・肺炎など、様々な病気を引き起こす可能性があるということです。
また、歯周病の特徴として痛みがないので、自分では気づきにくいことも上げられます。
「アクチノバチラス・アクチノマイセテムコミタンス」という歯周病の原因菌は、歯肉の神経を麻痺させて痛みを感じなくさせる酵素を出すと考えられています。
歯周菌もむし歯菌と同様にバイオフィルムという薬剤では破壊できない細菌郡を作っています。歯周病の予防は、歯と歯肉を丁寧にブラッシングすることや、時間をかけよく噛んで食べることが基本です。でも、丁寧にみがいたつもりでも、歯垢が残り歯周病を引き起こす場合があるので、半年に1度くらいの割合で歯科検診を受けることが必要です。